2025年2月20日放送のJ-WAVE『GURU GURU!』の中で、自分がぐっときたハイキューの名シーンを紹介。それを読みながら涙ぐんでしまい、相方の町田さんも「どうしたどうした? ちょっと忙しいか?心配になる」と焦っていました。
目次
「ハイキュー」でグッときたシーンを語る佐々木
バレーボールを始めて自信を得たというリスナーのメールを紹介した後、佐々木さんが「ハイキュー」の好きなシーンについて語ります。
佐々木:「俺もね、ハイキューのね、けっこう好きなシーンある」
町田:「言ってるね、ハイキューは結構好きだって」
佐々木:「全部読んだことはないんだけど、まだジャンプ読んでた頃は読んでた」
町田:「あ、そうなんだ。なんのシーンが好きなん?」
佐々木: 「好きなシーンはね、ちょっとうろ覚えなんだけど」
町田: 「もういいってお前。好きなシーンは覚えといてくれよせめて!」
ハイキュー 田中先輩の魅力
佐々木さんが特に印象に残っているのは、主人公のチームの田中龍之介のシーン。
佐々木: 「主人公のチームに田中っていう先輩いんのよ」
町田: 「うんうん、先輩ね」
佐々木: 「田中は、めっちゃセンスがあるとかじゃなくて、結構凡人タイプ。ほかはめっちゃ優秀なやつとか、もう天才のやつとかもいっぱいいんのよ」
町田: 「ああ、うん、そう」
佐々木: 「でも田中はめっちゃ自分に前向きで、自信満々」
佐々木:なんていうの 「『俺こそ天才だ』みたいなスタンスだけど、実は自分が凡人だってことには気づいてる」
町田:「うっすらね、はいはい」
佐々木: 「でも、前向きなことばっか言うんだけど、たまに本当に心が折れそうになる時がある。目の前の壁が高すぎたり、立ちはだかるものがあったりしてね」
佐々木: 「でね、なんかめっちゃいいこと言ってたんだよな……」
町田:「頼むぞ、そこだけは頼むぞ(笑)こんな尺つかってんだから。」
「ところで平凡な俺よ、下を向いている暇はあるのか」
田中が試合中、心の中で自分に言い聞かせるこの言葉が、佐々木さんにとっても特に印象的だった。
佐々木:「めっちゃいいこと言ってたのよ」
町田: 「うん、なんとなく覚えてるよ。なんかお前から聞いた記憶もある。なんか、「立ち止まってる」みたいな……」
佐々木: 「そう。ページをバンって開いたらもう1面ぐらいの感じで…なんかそのめっちゃかっこいいこと言ってて(笑)」
町田: 「頼むわ、ラジオのエピソードとしてかっこいいことですむわけないだろ!(笑)。ちょっと調べてくれてるから絶対に言ってくれ」
スタッフが調べた結果、名言が判明。
佐々木:「あ、はいはい。これかも。『ところで平凡な俺よ、下を向いている暇はあるのか』」
町田:「ああー言ってたね、ハイハイ。」
佐々木:「これは良くない?」
町田:「めっちゃいい。」
芸人としての佐々木にも刺さった言葉
佐々木さんは、この言葉が芸人としての自分にとっても響いたと語っています。
佐々木:「これ、俺さ、芸人になってから読んで、結構刺さったもん。」
町田:「うん、なんか俺もお前が言ってた記憶がある。」
佐々木:「バトルライブとかで負けたり、滑ったりして、『やっぱ俺センスないんかな』って思うことあるけど……でも、『ところで平凡な俺よ、下を向いている暇はあるのか?』って。」
町田:「なるほど。これはグッと来るね」
佐々木:「そうだからこそネタき続けるみたいな。すいませんね、思い出せなくて」
町田: 「これは思い出して欲しかった(笑)」
佐々木: 「なんとか優秀なスタッフがパソコンですぐ調べてくれて。……え、これ読んでみてもいいすか?」
町田: 「はいはい読んでいいやつよね別に」
涙ぐむ佐々木に焦る町田
佐々木がさらにこのシーンのセリフを朗読すると、思わず感極まる。
ガキの頃は自分を天才に違いないと思っていた。いや、中坊くらいまで思ってたかも。いや、今でもちょいちょい思ってるな。
でも多分、身長180に届かないだろうし、運動能力に自信はあるけど、バレー部の中で現時点で俺が1番である部分はない。
それが何かを諦める理由にはならないし、言い訳にもならない。つか、そもそも普段そんなこと考えてない。でも半年に1回ぐらい限りなくメンタルがマイナスよりになった時に思う。自分は平凡なんだと。
ところで平凡な俺よ、下を向いている暇はあるのか
佐々木:「ていう……(ちょっと感極まる)」
町田:「だいぶ、だいぶちょっと(笑)」
佐々木の様子に気づいた町田が慌てる。
佐々木「ていうね、いい言葉。これはね、グッとくる」
町田:「いやそうね、これはグッときますね。これグッと来ないやついないだろうな」
佐々木:「これを田中が頭のなかで言ってるシーンなの試合中に。「下を向いてる暇はあるのか」って言って、そのときに自分にボールを呼ぶのよ。わかる?」
町田:「うん分かる分かるわかる」
佐々木: 「その……(涙ぐむ)」
町田: 「ちょっと待って。なんでなんでちょっと…(笑)」
お疲れ気味の佐々木?
町田::「きみ心配になる(笑)忙しすぎるか? 明日の12時までのネタが大変か? いや、でもこれは確かにグッとくるね」
佐々木: (笑)
町田: 「大丈夫ですか…? いろいろね、ありますから最近(笑)」
佐々木:「はい。ということでね。」
町田:「ハイハイ(笑)」
締めくくり
佐々木:「いいですか、そろそろ。」
町田:「うん。」
佐々木:「ということで…」
町田: 「心配なるって…(笑)」
佐々木:「えー、今夜もたくさんのご参加ありがとうございました。」
町田:「ありがとうございました。」
感想
佐々木さんが 『ハイキュー‼』の名シーンに本気で感動する姿が純粋でした。思わず涙ぐむほど心を動かされていて、改めて作品の力を感じました。
そんな佐々木さんに対する町田さんの「ちょっと忙しいか?」という言葉が微笑ましかったです。熱くなれる作品に出会って、感情があふれる瞬間があってとてもいいなと思いました。
佐々木がまた泣いた。<漫画>をテーマに ジャン・ケン・ジョニー、マユリカ中谷、ぱーてぃーちゃん信子らのコメントも!J-WAVE【GURU GURU!】1:02:11~