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真空ジェシカ ガク 初めてSMバーへ行って新しい扉を開けたことを語る

真空ジェシカのガクさんが2023年6月10日放送の「真空ジェシカのラジオ父ちゃん#109」の中で初めてSMバーに行って新しい扉を開いたことについて話していました。

ガク、SMバーへ行く

ガク: ゴッドタンのイチャまんグランプリに出させてもらったんですよ。

川北: やらせてもらってたね。

ガク: めちゃくちゃエッチなネタをやらせてもらって。その時も僕がMって感じのことを言ったんですけど、正直実際にSMプレイみたいなことはしたことがない。

川北: うんうん。

ガク: だから本当に、自分がMなのかSなのか、そういう意味ではわかんなくて。この間、それを確かめるためにSMバーに行ってきたんですよ。 風俗店とかではなく、あくまでバー。コンセプトバー的な感じの。

川北: そんなのあるんだ。

ガク: 別に行ってエッチなことができるわけではなくて。でもお店の人はそういうSMショーをしている人で。

川北: へぇーー。

ガク: ムチで叩いたりとか、緊縛したりとか、そういうプレイをする人がいる場所。どんなところかわからないまま行ってみたんだけど、お店の前はガラスが真っ黒の紙で覆われていて、中が一切見えない。一応『オープン』とは書いてある。

川北: すごい、美味しいお寿司屋さんみたいな(笑)

ガク: いやそうよ(笑)。敷居の高い感じになってて。でもオープンって書いてあるし、入るかってなって。

川北: まあ、オープンだからね。

ガク: うん、入ってみた。快楽天の編集の方と一緒にね。エッチなお兄さんと二人で行ってきたんだけど。

入店してすぐに「SかMか」聞かれる

ガク: ボンテージ姿のお姉さんに席を案内されて、第一声で『どちらですか?』って聞かれた。 まず、SかMかを確認される。

川北: Sもあるんだ、逆に。

ガク: Sもある。Sの人も来る。そこでMの人と知り合って意気投合したら、そういうことをするのもアリ。まあ、よそでね。基本は交流の場みたいな感じ。

川北: うん。

ガク: でも正直、そういうプレイをしたことないから、『SかMかわかんないんですよ』って言ったんだけど。

川北: もったいぶるねぇ。どうせMなんだろ。

ガク:(笑)でもやっぱ、SMのプロたちがいる中でさ

川北: 委ねたんだ。

ガク: そう。やっぱ、養成所とか入る時に『本当はツッコミです』とは言えない。まだちょっとわかんないっすね、とか言っちゃう感じ。

川北: そこ恥ずかしいんだ。もうMだけどな。恥ずかしがるって、おまかせしますはMだけどな。

ガク: でもまだわかんないから。Sが目覚めることもあるかもしれないしな、と思いながらね。

衝撃のM客

ガク: ここにはいろんなSの人もMの人もいて、『あの人とかMですよ』って教えてくれるの。

川北: おお。

ガク: 机があって、椅子があって、みんな座ってるんだけど……明らかに椅子じゃなくて地べたに座ってる、ほぼ裸で女性ものの真っ赤なランジェリー1丁の60歳ぐらいのおじさんがいて。

ガク: 『あの人はMですね~』って紹介された(笑)。

川北: 言われなくてもわかるわ(笑)。

ガク: そういうおじさんとかもいたりして。

ガク、初めての鞭打ち

ガク: 壁一面にびっしりと鞭が飾られてて、店のマスターみたいな恰幅のいい着物のおじさんが鞭の紹介をしてくれた。この鞭はちょっと痛い、一本鞭なんで痛いですねって。

川北: なにそれ?

ガク: 一本しか鞭がないやつ。

川北: ああ、なるほどね。

ガク: で、『バラ鞭』っていう、たくさん細い鞭がついてるやつは、痛みが軽減されるから、もし始めるならこれからですねって。

ガク: で、ちょっとやってみたいですねって言ったら、そのおじさんが『あ、やってみますか』って。ステージみたいな場所で、『四つん這いになってください』って。 けっこうガチの人が鞭をやってくれたんだけど……まあ、良くて。

川北: まあ、そうだろうなぁ。

ガク: いや、なんかすごいのよ。痛いのはもちろん嫌なんだけど、やり方がめっちゃ上手い。

川北: うまいんだ。

ガク: 最初は、さわ~って触れるだけ。鞭をお尻にさわ~って当てるだけで…さわ~、さわ~、パン、パン、パン! パァン! さわ~。もう一発パァン!って強くやられたあと、さわ~ってされると『ああー来ない! ああー来ない!』っていう……ここが気持ちいい。ジェットコースターみたいな感覚。

川北: なるほどなぁ。

おじさんに鞭うたれていたガク

ガク: 僕は人前で恥ずかしいことをするのにはある程度慣れてるから、『ああん!』とか言いながらやってたら、後ろの客席から『あら、いい声♡』とか聞こえてくるのよ(笑)Sのお客さんが。

川北: いや、ちょっとおもしろいじゃん(笑)

ガク: 面白いんだけど(笑)鞭の人も慣れてて、お客さんが入ってくると、鞭を叩きながら『いらっしゃい』とか言ってる(笑)

川北: え、それいらっしゃいってなに? ……男?

ガク: あ、その叩いてくれてるのは男。おじさん。

川北: うわぁ、最悪おまえ。お前ちょっと違うじゃん、ジャンルが。

ガク: いや、違うのよ。おじさんだとて、いいのよ。

川北: いやジャンルが変わってくるって。女王様かと思ってた。

ガク: おじさん。着物のおじさん。恰幅の良い。

川北: 変わってくるだろ、それ。広すぎるって急に。おっさんかい。

ガク: でも、やられてみたらわかると思う。やられてみてほしい。

ガク: で、五分くらいやられて『以上です』『ありがとうございました』って振り返ったら、さっきのランジェリーのパンイチのおじさんが後ろに立っててさ(笑)。次のMの順番待ち。『次、いいですか?』って(笑)

川北: おじさんほど、地位の落差で気持ちよくなるんだろうな。

ガク: ああ、そうなんかな。

川北: そうだと思う。

ガク、Sのお姉さんに自分の性癖を教えてもらう

ガク: SMバーに行ってきまして。鞭の体験をしたり、軽く身体を縛ってもらったり、いろいろ試したんですよ。で、そういうことをやってたら、さっき地べたにランジェリー姿で座ってたおじさんのテーブルにいたお客さん、2人組のOLみたいなお姉さんたちが、僕らのテーブルに来て話しかけてくれて。

川北: え、それは何? お店のシステムとして、相席居酒屋みたいにSの女の人とMの男が一緒の席になるって感じ?

ガク: いや、そういうわけじゃない。普通のバー。たまたまSの人とMの人が知り合ったら話す、みたいな。

川北: ああ、そこで自然に会話するんだ。

ガク: そう。出会いを目的にした場所じゃない。でも僕がMの声を出してたから、お姉さんたちが来てくれたみたいで。その人たちは常連というか、SMバーによく来てるSのお姉さんとMのお姉さんだった。

川北: うん。

ガク: 結構SMに詳しくて、『どんなお店があるか』とか『Mがたくさん集まる店もある』とか教えてくれた。で、『ああいうランジェリーのおじさんみたいなのもいたりするんですね?』って聞いたら、『あの人はあたし苦手なのよ。自分から服を脱いで裸を見せたがるようなのは、あれはエゴマゾ』」

川北: (笑)

ガク: 名前があった(笑)。『自分の快楽を満たすためのマゾはエゴマゾ。あれはイヤ』って。だから、SMバーの中でもやっぱり変わり者は変わり者なんだなって思った

川北: あー、なるほどな(笑)

ガク: お姉さん曰く、『Sの気持ちを満たしたいMが正しいM』っていう持論があるらしくて。

川北: 正統派なんだね。

ガク: そう。そういうのはあんまり良くないのよって言って、僕らのテーブルに来てくれたみたい。で、そのお姉さんといろいろ喋ったり、縛られたり、ビンタされたりしてた(笑)

川北: 喋ったり、縛られたり(笑)」
ガク: うん。で、『私はちょっと喋れば、その人がSなのかMなのかわかるのよ』って言われた。

「ドミナント」と「サブミッシブ」の概念を知る

ガク: で、『まあ僕はわかるんですけど、一応聞きますけど、どっちなんですか?』って聞いたら、お姉さんが説明してくれて。『Sというのは、相手を傷つけたり、痛みを与えることで興奮する人。Mというのは、痛みを与えられたら嬉しいと思う人』。

川北: ほぉ。うん。

ガク: で、『あなたはそうではなくて、特定の人に冷たくあしらわれたり、舐めた態度を取られたり、そういう精神的な部分で興奮するタイプ』って言われて。

川北: うん。

ガク: で、さらに説明が続いて、『人を支配したい人を「ドミナント」、服従させることが好きな人をドミナントって言って、逆に服従するのが好きな人は「サブミッシブ」。あなたはサブよ』って言われた。

川北: いや、知らんわそんなの(笑)。

ガク: 僕、サドでもマゾでもなく、サブだった(笑)

川北: むずっ。

ガク: で、世間で言うS、Mっていうのは、ほとんどがドミかサブらしい。だから僕は、どっちかというとサブミッシブのSだった。

川北: あ、そうだね。Sになっちゃうんだ(笑)

ガク: 細かく分類されてて、興味深い話がたくさん聞けて楽しかったね、SMバー。またM男デーもあるらしいし。

川北: M男デーで、僕と握手(笑)

ガク: あったら行くかもしれない

川北: モチロン」

ガク: では、コーナー行きますか。

感想

SMバーへ初めて行って新しい扉を開いてしまったガクさんの話でした。ステージで鞭で叩かれるってそうとう恥ずかしいと思うんですが、それでも「良かった」と言えてしまうのがさすがです。てっきり女王様に叩かれているのかと思ったら恰幅の良いおじさんだったそうで「話がちがってくるだろそれ」という川北さんの意見に同意しました。

#109 真空ジェシカのラジオ父ちゃん Podcast【本編】ガク Open A New Door

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