「ジョックロックゆうじろーお泊まり事件」とは。お笑い芸人のジョックロックのゆうじろーさんが、同じく芸人であるカラタチの大山さんの自宅に宿泊しようとした際に起こったいろいろな事件を指します。このエピソードは、複数の芸人たちの間で話題となり、各ラジオでそれぞれの視点で取り上げられ、さながら「桐島、部活やめるってよ」のような群像劇となりました。
「ジョックロックゆうじろー東京お泊まり事件」とは？
事件の発端： ゆうじろーさんがＭ１ツアーにて「疲れたから泊まりたい」と言ったことがことが発端。エバースの佐々木さん、金魚番長の箕輪さんの悪ふざけでコトが大きくなります。
大山さんの家に泊まる流れに？： そしてなぜかほとんど面識のない大山さんの自宅に泊まる流れに・・一見、ただの宿泊エピソードかと思いきや、芸人たちの悪ノリが絡み、楽屋ノリが本気になり、誰も得をしない展開に…。このことが芸人仲間の間で話題となり、それぞれの視点で語られています。
多くの芸人がこの出来事をそれぞれの視点からエピソード共有しており、全てを確認するためには準優勝ラジオ・デメキング・最果てのセンセイ・モンキー125ccを網羅しなければならなりません。
ジョックロックゆうじろー東京お泊まり事件の全貌
ここからは詳しく解説します。
いろいろな芸人さんがそれぞれの視点で話していますが、大まかな流れをご紹介。
「それぞれの話はどこで聞けるのか？」という人には後ほど音源を紹介しますのでそちらでどうぞ。
まずはジョックロックの「準優勝ラジオ」にてゆうじろーさんが話したことが始まりです。
忙しいゆうじろーが「日帰りだけど疲れたから泊まりたいな」と呟きます。
それを聞いた金魚番長の箕輪＆エバースの佐々木が「誰かの家に泊まればいいじゃん！」と無責任に焚き付けたことで、物語が動きます。
発起人にも関わらず「俺の家は無理だけど」と冷たくあしらうふたり。
町田さんの家に泊めてもらったら？と提案したものの「無理。グリーン車代出してやるから帰れ」と冷たく断る町田。
なぜか矛先は大山さん（カラタチ）へ。大山さんは、まさか自分に話が回ってくるとは思っておらず、一言も喋ったことがないゆうじろーと突然の宿泊交渉をすることに。
「ちょっと待っとけ」…まさかの展開に震えるゆうじろー
このときの大山さんの対応が、事件をさらにヒートアップさせることに。
「お〜…ちょっと待っとけ」と突然の誰かに電話しだす大山さん。
楽屋ノリだったのに本気にした大山さんに、ゆうじろーの退路を断とうとする悪い箕輪と佐々木。
そして向かった先は、ウバーバ・明渡（あけど）さんの家。
ここは芸人たちが宅飲みした後、そのまま泊まっていくこともある“民泊”のような家でした。
大山さんは「オタクだからものが多く泊められるスペースがない」と自分の家への宿泊を断りつつも、「明渡さんの家ならいける！」と勝手にセッティング。
楽屋ノリのはずが、ガチで宿を手配されてしまったのです。顔面蒼白になるゆうじろー。
「行かせてください…！」 〜ゆうじろー、追い詰められる〜
大山さんはゆうじろーの明らかにノリ気ではない顔をみて「あ、本気ではなかったんだ」と気づきます。
ここで「やっぱりやめようか？」となるかと思いきや、悪ノリコンビ・箕輪＆佐々木がさらに追い詰めます。
「これは行ったほうがいいですよ、許可も出てるんで。」
全員がニヤニヤし始め、逃げ場がない状況に。
ゆうじろーは、歯を食いしばりながら「行かせてください…！」と涙の決意をするしかありませんでした。
無駄に親切な大山 vs.「俺ら関係ないし」な箕輪＆佐々木
完全に観念したゆうじろー。
その結果、本当に明渡家に泊まることになりました。
しかし、ここで問題が発生。
- ゆうじろーは潔癖症で、人の家の風呂もコップもNG。
- 一方で、箕輪と佐々木は焚き付けるだけ焚き付けて、ゆうじろーを放置。
- 潔癖症ゆえに風呂にも入れないのでリーゼントのまま眠ることに。
結局、明渡さんの家に泊まることになったゆーじろー。しかもSNSにあがった写真でも辛そうです（笑）
準優勝ラジオではこのことを「本当はノリだったのに…」「いらない親切だった」と嘆くゆうじろー
一方これに対し、大山は「親切にしただけなのに！」と若干キレ気味でした（笑）
翌朝、バキバキの体と無駄なDM
翌朝、全てが終わった後、大山から保護者のようなDMが届きます。
「無事帰宅できたか？」
これに対し、ゆうじろーは…
「もうすぐ大阪に着きますが、身体バキバキで変な夢も見ました。二度とぼくを明渡さんの家に泊めさせないでください！
」
こうして、誰も得をしない「お泊まり事件」は幕を閉じたのでした。
▼しかし飲み会は楽しかった様子。
結局、何だったのか？
大勢の芸人さんを巻き込んだこの事件。結局なんだったのか？
- 楽屋ノリのはずが本気になった大山
- 焚き付けたくせに何もしない箕輪＆佐々木
- 一番冷たかった町田（「グリーン車代やるから帰れ」）
- 何も知らずに民泊提供を了承する明渡
- 泊めてもらったのに一番の被害者はゆうじろー
本当に誰も得をしていない…（笑）だいたい箕輪さんと佐々木さんが悪いかもしれません。この奇妙なお泊まり事件が「準優勝ラジオ」「デメキング」「最果てのセンセイ」「モンキー125cc」などなどで話されています。
聞けるラジオ
というわけで事件の概要でした。以下音源をまとめます。
金魚番長のデメキング #46 3:20〜
- 佐々木と箕輪は最初は町田の家に泊まらせようとした
- 町田は「無理。グリーン車代やるから帰れ」と冷たい反応。
- 嫌がるリアクションが見たくて大山に声かけた（ゆうじろーと大山は全く接点なし）
- 大山「アテがある！待ってろ！」思わぬ展開に顔色蒼白のゆうじろー
- 大山さんの家よりもウバーバの明渡さんの家の方がデカい
- 古市「だからって（明渡さんの家に行く）意味わかんないじゃん」
- ライブもないのにムゲンダイにいるゆうじろー
エバースのモンキー125cc #209 42:00〜
- 佐々木は楽屋ノリで「突然ゆうじろーを泊めるとなったらどんなリアクションをするのか？」を試しただけだった。
- ガチに受け取るカラタチ大山さん
- 大山「佐々木と箕輪が諸悪の根源、焚き付けたのに処理もしないで帰った佐々木が悪い」
- エバースは次の仕事があってコトの顛末を知らず
カラタチの最果てのセンセイ！ #99 8:44〜
- ゆうじろーが日帰りだけど疲れてるから一泊したいと佐々木・箕輪に相談
- 「泊めてもらえばいいじゃん！」のノリが発生していることを知らなかった大山
- みんなニヤニヤしだして「これは行くしかないな〜」、ゆうじろーはマジっすか？の困惑顔
- そこでこれ本気のやつじゃねえのか！と気付く
- じゃあやめようか・・・に箕輪が「これは行った方がいい、許可も出てるんで」
- ゆうじろーは歯を食いしばって「行かせてください…！」
- ゆうじろー「あの流れで行かないのは失礼だしおもんないから断れませんでした」
- 準優勝ラジオでの「いらない親切」発言にキレる大山
ジョックロックの準優勝ラジオ 9:20〜
- 次の日夕方からだから泊まろうかな、の呟きに箕輪と佐々木が反応。
- しかしふたりとも「俺の家は無理だけど」と冷たい。
- 一言も喋ったことない大山さんとゆうじろー。大山「お〜ちょっと待っとけ」と電話をしだす大山
- 元々ウバーバの明渡さんと宅飲みする予定だった大山による「いらない親切」
- 本当に泊めてほしいわけじゃなかった、ちょっとしたノリだったのに…
- 福本ふくめ外野に断れない空気にされた。
- 町田さんにも頼んだけど冷たく「金やるからホテル泊まれ」「グリーン車代出すから帰れ」と言われた
感想
というわけで、ものすごい広がりを見せた「ゆうじろー東京お泊り事件」。箕輪さんと佐々木さんの悪ノリが発端となり、気づけば断れない状況になるゆうじろーに笑ってしまいました。一つの出来事が芸人同士のノリや関係性によってどんどん膨らんでいくのが面白かったです。しかしこれなら町田さんの提案をうけて最初から帰ったほうが良かったのでは……。実は最初の提案が一番良かったのかもしれないと思いました。